神戸市須磨区。須磨水族園や須磨海水浴場など海だけのイメージが強い区ですが、山間部には古くから開発されたニュータウンが広がり、イメージの違う2つの面を持っています。さらに古くは摂津國の西の端にあたり、畿内(古代の首都圏の意味)の一番外れの地域。ここから西は播磨国となり、それが近畿(畿内に近い所の意味)となります。「すま」とは、そういったスミ、つまり端という意味から来たとも。そんな隅っこのイメージの残る須磨区ですが、中心部は板宿(いたやど)周辺であり、ここに板宿本通商店街が。今回は、その板宿本通商店街付近を訪ねてみることにしました。

こちらが、その板宿本通商店街です。東側にも市場や商店街が広がっており、人通りは少なくはありません。山陽電車の板宿駅から、北側にあるダイエー板宿店までの、そう長くない距離ですが、面的に広がりのある商店街を形成しています。

そして、板宿本通商店街と言えば、マスコットキャラクターの「いたやどかりちゃん」。神戸の、いわゆる「ゆるキャラ」としては、かわいい方だと思いますし、やどかりと須磨区のイメージも合っていると思うのですが、活躍する機会が少ないためか、メディアへの露出が少ないためか、周知度はやや低め(?)かも。

いたやどかりちゃんの誕生は、2007年(平成19年)の3月で、もう9年も前。ご当地ソング「いたやど商店街ソング」も作られ、「いたやどかりちゃん」のぬいぐるみや、ガラス細工、ストラップ、さらには各店で、キャラクターにちなんだ商品も発売されました。それらの商品は、今、どうなっているのでしょうか。

ということで、まずは板宿本通商店街振興組合事務局へ。なぜか板宿本通商店街から西に外れた路地にあります。ここでは、ぬいぐるみ、CDが発売されていたようですが・・・。

ぬいぐるみは、今でも販売されていました。どれほど売れるのかは分かりませんが、なかなか、かわいいぬいぐるみです。1つ1,280円。ただ残念ながらCDは完売し、もうないとのこと。入荷予定も未定だそうです。CDは1枚、なんと300円。他の商品も、ここにはないそうですが、「イリエ」さんに行けばまだあるかも、と教えて頂けました。


ということで、その「イリエ」さんに到着。

ここにはガラス細工が残っていました。大阪の業者さんに頼んで、1つ1つ手作りで製作して頂いたとのこと。こちらも1つ300円。細かな手作りのガラス細工で300円は安いです。種類は、赤と緑と青の3色。CDは、こちらにもやはりなく、もう入手困難とのこと。製作時の裏話とか、ゆるキャラにまつわる秘話とか、いろいろ教えて頂けました。ありがとうございました^^

いたやどかりちゃん関連の商品は、他にもあります。続いてはパン屋さんへ。

いたやどかりちゃんの出迎えも楽しい、パン屋さん、ベークショップ「ルビ―」です。

店内には、いたやどかりちゃんのパンがありました。1つ200円。だいぶ売れて、もう最後の1個となっていました。ここには、アンパンマンのパンも。

いたやどかりちゃんのぬいぐるみも飾ってあります。毎朝、早朝3時からパンを焼いているそう。パン屋さんの朝は早いですね。しかし、昔は早いどころではなく24時間体制で製作していたこともあったとか。すごいです。

お菓子の永楽堂でも、いたやどかりちゃんのお菓子がいろいろ販売されていましたが、今は閉店。看板は残っていましたが、お菓子は、もう売られていません。

そして、こちらはお茶屋さんの宇治園です。ここでは「いたやどかりちゃんストラップ」が売られていたのですが。。。

「え?ストラップ・・・?」

すでに、いたやどかりちゃんのストラップは、知られていない存在となってしまっていました。スマホ全盛の時代、ストラップすら付けられないものも増えています。もう需要がないのでしょうか。ちょうど客足が途切れたところで、社長に電話して聞いてくれたり、と大変親切に対応して頂けました。本当にありがとうございました。結果は残念ながら、在庫も残ってなく、もう販売されていないとのこと。

宇治園の前の風景。現在の携帯ショップの場所は、以前は文房具店でした。

そこから東へまっすぐ。板宿新町商店街です。今は走っていませんが、ここが昔はバス道となっており、このあたりがバス停のあった場所。

振り返ったところにある、まえいけ薬局。ここは喫茶店でした。そういう目で見ると、薬局の窓が、今でも喫茶店時代のままとなっていますね。

板宿本通商店街では、学校の文化祭をそのまま商店街で開催したり、クリスマスイベントでは500発ものクラッカーを一斉に鳴らしたりと、斬新なイベントで地域を盛り上げているそう。いたやどかりちゃんについては、残念ながら入手できなくなっているグッズも多くなってきていますが、ぜひ、また再発売してほしいと思います。今回、お話を伺った商店街の皆さま、お忙しいところ、本当にありがとうございました。また掲載の写真は、全て撮影許可を頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。

いたやどかりちゃんのグッズを探して。地域への愛着を感じる、板宿本通商店街散策でした。

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商店街の七夕まつり。板宿本通商店街ほか


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Comment
板宿本通商店街ですかぁ〜〜〜!
須磨の月見山で生まれ育った自分としては、お隣さん的なイメージがあります。
印象としては地下鉄が神戸に出来た頃、板宿が発着点でみんなここで乗り換えてたって言う記憶があります。
正直、、定かではありませんが・・・

しかし、いたやどかりちゃんなるものがあったとは驚きです。CDやぬいぐるみまで作ってかなり勢いを感じますね。アーケード商店街が増えて行ってる中、、商店街側も必死に頑張っているんですね。平野や夢野の商店街は終わってしまいましたし、、なんとかここは頑張って貰いたいものです。

摂津の国と播州の国の境界線は今でも須磨山上遊園のリフトの所にありますよね。
あ〜〜!ここなんだ〜〜!って思ったのを思い出しました!^0^

  • よう
  • 2016/02/25 09:08
そう言えば・・・山陽板宿駅ってこの商店街の南口にありましたよね。
王将の前を線路が走ってて、、よく月見山に帰るのに王将寄ろうかなぁ〜〜〜!って思ってたのを思い出しました。
シツレイシマシタ^^;
  • よう
  • 2016/02/25 12:13
板宿本通商店街は、山陽電車の改札を出ると、すぐでしたね。いそしずは各地を転々としていましたので、定まった場所の記憶は少ないのですが、踏切から、賑わう古い商店街を見た記憶があります。それが板宿の商店街でした。地下鉄は、名谷から新長田までが最初に開通したと思いますが、当時は国鉄だったので、ほとんどが板宿で乗り換えていたのではと思います。
新長田の商店街は、すっかり面影がなくなってしまいましたし、各地の商店街も徐々に厳しくなっているようですね。幼少期は阪急今津線沿線でしたが、古い市場と商店街をよく歩いた記憶があります。古いながらも賑わう市場まで聞こえてくる踏切の音に、電車の音。再開発で失われてしまった風景ですが、今でも私にとっては大事な心象風景です^^。
須磨山上遊園のリフトは、旧ブログ記事で取り上げていますので、よろしければご覧ください^^
http://iso4z.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-24ca.html
バス道、変わったのですね。
バス停のところにファンシーショップがあったような?
  • まるかまき
  • 2017/05/07 19:04
和光園園長態度最悪
  • けんじ
  • 2017/07/16 12:05





   
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