高校野球、プロ野球と、野球と言えば硬式野球、そして男の世界というイメージが強いスポーツ。野球に近い形で、女子もプレーできるものと言えば、軟式野球やソフトボールが挙げられますが、硬式野球も皆無ではありません。わずかながらも、女子の硬式野球部がある高校も存在し、女子の硬式野球を盛り上げようと、2009年にプロ野球の設立構想が動き始めました。そして2010年に、兵庫と京都に2チームが誕生し、女子プロ野球が正式に始動。2012年には大阪にもチームができ、関西を中心に発展してきましたが、2013年にチームを再編成して東日本にも進出。その後の地域密着型の方針に合わせて、2016年現在、日本女子プロ野球機構には、兵庫ディオーネと京都フローラ、埼玉アストライアの3チームと、仙台に拠点を持つ育成型チームの「レイア」が所属しています。

こちらは2016年8月27日、夏休み最後の土日となった、ほっともっとフィールド神戸です。ここは元々、パ・リーグ「オリックス」の本拠地球場でしたが、近鉄とのチーム合併後は大阪ドームが本拠地となり、今でも準本拠地の位置付けとなっているものの、野球の試合数はすっかり少なくなってしまいました。女子プロ野球チーム「兵庫ディオーネ」の本拠地は、淡路島(淡路市)となっていますが、本日はここで試合を開催。神戸での開催、そして試合中の花火の打ち上げも予定されており、注目度は高め。

正規リーグ戦であるヴィクトリアシリーズのチケットは大人1人1,500円。前売りでは1,200円で購入できます。全席一律の自由席となっており、場所によるチケット代の差はありません。

球場内には、女子プロ野球の案内が掲げられていました。男子プロ野球と違って、知名度はまだまだ低めと思いますが、頑張って欲しいところ。

ほっともっとフィールド神戸は、グリーンスタジアム神戸として1988年(昭和63年)に完成。立派な球場ですが、あちこちに28年という年月を感じさせます。全席自由席なので、内野側はどちらに座ってもOK。ただし2階と外野席は閉鎖されており、入ることが出来ないようになっていました。

電光掲示板には、埼玉、兵庫と表示。

グラウンドの整備が進められていきます。

そしてチアガールによる、応援が始まりました。

選手入場は、ビジターチームである埼玉アストライアから。オレンジ色を基調としたユニフォームは、どこか巨人軍を連想させます。

続いて、ホームチームである兵庫ディオーネ。チアガールに盛り上げられながらの入場です。

そして全員でプレイボール体操。女子プロ野球公式応援歌「プレイボール」の曲に合わせて、全員で準備体操を行います。観客の皆さまもご一緒に、とのことで、一緒に体操するファンも。

そして、整列して試合開始。

この日の先発は、埼玉アストライアが宮原、兵庫ディオーネが里。大きな球場ということもありますが、ほとんど男子のプロ野球と変わらない雰囲気でのスタートです。

打撃フォームも、男子と変わらず、なかなかの迫力。

投げる方も、ほとんど男子と違いはなく、女子とは思えない速球を投げ込んでいきます。連写のコマ送り動画にしてみました。雰囲気が少しでも伝わるでしょうか。120km/h台の数字も表示されました。

そして、試合中に花火が。球場内からは一部しか見えず、「あっちで上がるの??」という疑問の声も聞こえましたが、こちらはとなりのユニバー記念競技場の花火です。本日はジャパンラグビートップリーグの試合が行われており、試合後、花火が上がったもの。こちらの女子プロ野球とは関係ない・・・と言いたいところですが、実は違います。

実は、ダブル花火として、ユニバー記念競技場でのラグビーの試合とコラボ企画となっており、この日は、ラグビーの試合チケットを持った方であれば、そのチケット提示で、この女子プロ野球の方も無料で観戦可能に。ラグビーの試合後、野球の花火も観戦しながら楽しめるというスペシャル企画となっていました。

ラグビー効果もあり、ラグビーの試合後は、かなりの観客がこちらの球場へと入場してきました。女子プロ野球が、こうした企画で少しずつでも知名度が上がれば、更に盛り上がりますね。

今年5月には、ここほっともっとフィールド神戸で、オリックスの試合とのコラボも史上初開催。これはデーゲームのオリックスの試合終了後、そのまま続けて女子プロ野球の試合も観戦できるという企画。元々が野球ファンの方々ですので、この効果は大きく、オリックス戦を観戦に来た1/3の方が球場に残り、女子プロ野球としては異例の7,800人を超える観客数となりました。

そして5回裏、終了後。球場にアナウンス、そしてカウントダウン。

女子プロ野球の花火、打ち上げです。外野は立ち入り禁止で誰もいないのが、寂しい光景ですが、大輪の花火が球場を彩ります。

オリックスも、ここで花火ナイターを開催することがありますが、こちらの女子プロ野球の花火ナイターは、なかなか知られていないような気がします。ぜひ、もっと周知して欲しいところ。

ラグビーとのコラボもあり、内野席のみとは言え、かなり埋まった観客席。

全体では、こんな感じ。球場が大きいので少なく感じますが、それでも応援の声は、球場全体に大きく響いており、活気を感じることが出来ました。

ファインプレーでタッチし合う、埼玉アストライアの選手たち。左は、歌手としても活躍している加藤優選手です。

女子プロ野球の試合は、7回まで。試合時間は2時間10分、6本ずつのヒットが生まれ、結局2−3で兵庫ディオーネの勝利となりました。

投げる、打つ、走る、守る、ちゃんと全てが想像以上の迫力で、プロ野球観戦を楽しむことができました。本当にお疲れさまでした。

そして最後は、全員で勝利のダンス。こうした企画が存在するのは、さすが女子のチームといった感じですね。

ファンと手を振りあいながら、お別れです。この後、球場の外でサイン会などのイベントもあり、特定のグッズ購入、もしくは抽選イベントで当たった方が、参加できるとあって、試合後も長蛇の列となっていました。

花火イベント、ラグビーとのコラボ、そしてプレイボール体操に勝利のダンス、サイン会。様々な企画で盛り上げる、女子プロ野球。これからの発展と拡大を期待したい、初の女子プロ野球観戦でした。

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グラウンドとファンが一つと成って盛り上がっていて最高でした。
  • ラーメンまん
  • 2018/04/06 23:20





   
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