2016年3月26日のJRダイヤ改正により、また1つの長距離特急がその姿を消すことになりました。特急「しなの」です。いえ正確に言えば、特急「しなの」自体が消えるわけではありません。1日1往復だけ残っていた大阪始発の特急「しなの」が廃止となり、改正後は全て名古屋始発に統一。ダイヤ改正後、関西からは全て新幹線で名古屋乗り換えとなる訳です。

こちらは大阪駅です。休日の朝とあって、人は少なめ。大阪発長野行きの特急「しなの」の運転距離は441.2kmで、実は日本最長の昼行特急。JR西日本からJR東海、JR東日本と3社にまたがって運転される特急としても唯一の存在であり、ダイヤ改正によって、そうした記録も消えることになりました。さっそく、特急の出る11番ホームへと向かってみます。

鳥取県八頭郡若桜(わかさ)町。鳥取市の南東に位置し、中国山地のふもとに広がる小さな宿場町です。国鉄若桜線が走り、若桜駅が終着駅となっていましたが、輸送人員の少なさから国鉄改革による第1次廃止対象の特定地方交通線に指定された後、1987年10月に第三セクター鉄道「若桜鉄道」として引き継がれ、現在に至っています。若桜線の全通は1930年(昭和5年)12月。経営主体は国鉄、JR、そして第三セクターと変わったものの、2015年12月に開通85周年を迎えました。85周年を記念して、鳥取市歴史博物館では2016年1月30日から3月21日まで特別企画展も開催されています。

ということで、若桜鉄道終着駅の若桜駅です。若桜鉄道85周年企画展の案内が掲げられていました。真冬は、雪に閉ざされる時期だけに、観光には適さない季節ですが、今年は85周年の年として賑わいを期待したいですね。

1984年(昭和59年)、岡山市で1つのローカル私鉄が、その役割を終えました。岡山駅から宇野線(瀬戸大橋線)で南に1駅、大元駅から分岐していた岡山臨港鉄道です。岡山臨港鉄道の開業は、1951年(昭和26年)8月1日。以来、広大な干拓地に建設された工場地帯への通勤、貨物輸送を担ってきましたが、大元駅での乗り換えが災いし、岡山市中心部へ直通するバス路線に乗客を奪われ、頼みの綱だった貨物輸送も、国鉄改革による合理化の波により激減していきました。わずか1駅ということもあり、岡山駅への直通運転は開業当初からの悲願となっていましたが、設備投資や安全基準対策が壁となり、結局最後まで実現には至らず、33年という短い歴史に終止符を打ちました。

こちらは現在、遊歩道「臨港グリーンアベニュー」として残る岡山臨港鉄道の廃線跡です。ここから鉄道の音が消えて32年の歳月が流れました。それは岡山臨港鉄道の動いていた年月と、ほぼ同じ時間・・・。

いえ実は、この鉄道の歴史は、それより、もう少しだけ、わずかに深くて長いのです。

★↓地図をクリックすると拡大表示します↓★

数年に渡り、大阪−姫路で調査を続けてきた、日本初、そして世界初の高速鉄道計画、弾丸列車構想。幻と消えたと思われた、その建設予定ルートは、調査を進めるうちに、現地で様々な痕跡を確認。大阪ー神戸、明石−姫路の建設予定地が判明し、最後に難航した神戸−明石も確定して、遂に新大阪−新姫路の建設予定ルートが明らかになりました。そうなると次に気になるのが、新姫路から西の様子です。現在の赤穂線沿線を進み、宇野線大元駅付近に新岡山駅を建設予定だったと言われる、弾丸列車構想。果たして今でも、現地に痕跡は残されているのでしょうか。そして、その予定地は・・・。70年以上前の未完の高速鉄道計画、岡山に消えたローカル私鉄、岡山臨港鉄道の歴史には、その影響が、深く刻み込まれていました。今回より、調査地点は兵庫県から岡山県へ。第1部完結編からの続きです。

1991年6月末、岡山県の東部を走っていた1つのローカル私鉄が姿を消しました。片上駅から、山陽本線の和気駅を経由し、柵原(やなはら)駅まで33.8kmを結んでいた同和鉱業片上鉄道です。柵原鉱山の鉱石輸送など貨物主体の鉄道であったため、もともと旅客の利用は少なく、貨物がトラック輸送に切り替えられると、命脈を絶たれる形となってしまいました。

こちらは終点に近い、吉ヶ原駅と柵原(やなはら)駅の間に残る廃線跡。廃止後25年が経とうとしていますが、築堤がしっかりと残っていました。

山陽新幹線全線開業40周年として運転を開始したエヴァンゲリオン新幹線「500 TYPE EVA」に乗車し、一路西へ。長い時間に感じられる退避の停車時間も、ホームでの人々の多さに、時間が短く感じられます。異色の500系、エヴァンゲリオン新幹線、前編からの続きです。

★↓前編の記事は、こちらをどうぞ↓★

エヴァンゲリオン新幹線「500 TYPE EVA」発進(前編)

ということで14時43分、10分停車の徳山駅です。今回「500 TYPE EVA」となった500系新幹線車両ですが、通常の「こだま」としての運用のため、内装まで全てがエヴァ絡みとなっている訳ではありません。8両編成での運転ですので、一番最後尾(新大阪より)の8号車から、車内の様子を見てみることにしました。

2015年11月7日、山陽新幹線全線開業40周年とTVアニメ「エヴァンゲリオン」放送開始20周年を記念した特別企画として、「新幹線エヴァンゲリオンプロジェクト」500系新幹線「500 TYPE EVA」の運転が開始されました。2017年3月までの予定で、通常の「こだま」号として「博多−新大阪」を1往復するものですが、500系新幹線「500 TYPE EVA」とは、どのような列車なのか。全線開業40周年を迎えた山陽新幹線を訪ねてみることにしました。

★↓写真をクリックすると拡大表示します↓★

ということで、新神戸駅です。数分おきに停車しては発車していく新幹線。新神戸駅は待避線がなく本線に直接ホームが設けられているため、ここでの追い抜きはありません。大阪に近いという理由からか、昔は停車せず通過する列車も多かったのですが、現在は当たり前のように全便停車となりました。

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